2016-01-01から1年間の記事一覧

無職ヒモ日記19

○生きるって何だろう? ・生きることとは何なのか? ヒモをしているとよく友人から言われるのである。 「ちゃんと生きろよ、お前w」 などと。 ではちゃんと生きるとは何なのだろうか? 俺なりに分析してみた。多くの人から「ちゃんと生きろ」という類の言葉…

無職ヒモ日記18

○一応している就職活動 ・今日もしてきた就職活動。彼女が稼いでいると肩身が狭い。受ける業界がなまじ近いと 俺「今日○○って会社受けてきたんだ」 彼女「あ、それうちの取引先だ。××のプロジェクトで絡みがあるんだけどあそこの社長がホント頭悪くてさぁ、…

無職ヒモ日記17

○ヒモの役割 主に料理である。巷でヒモは夜のセックスで彼女を満足させるとか書かれているが、ありゃ嘘だ。少なくともウチはそうである。 お互いそんなに好きでもないってのもあるけどね。 掃除洗濯はどうかと言うと、洗濯は全自動、食洗器も付いているので…

無職ヒモ日記16

・今日は久々に履歴書を書いた。 ヒモでいる身は楽だ。しかしやはりあまり精神衛生上あまりよろしくない部分もある。友人や昔の同僚と会ったとき「最近どーよ?いま何してんの?」なんて聞かれた場合、何とも答えづらい。 こんな時、胸を張って「ヒモしてま…

無職ヒモ日記15

○宅配便 彼女は多忙である。故にあまり頻繁に買い物にも行けない(と言ってもマンションの近所にスーパーやドラッグストアが無いと言うのもあるのだが)こともあり、頻繁にアマゾンなどのネット通販を使う。 当然受け取るのは俺だ。 ほぼ毎日毎日何かしたが…

無職ヒモ日記14

○俺の経歴 都会に憧れて出てきた典型的な田舎民の類である。中部地方の、それほど田舎というわけでも無く、かといって栄えているわけでもない典型的な地方都市で生まれ育った。東京に日帰りで行ける距離ではあるが、しかし交通費はそれなりにかかる。それ故…

無職ヒモ日記13

○彼女の仕事 彼女の仕事は激務である。激務とは言っても年収で言ったら4桁万円はもらっているようなので、簿給激務のブラック企業に勤める人々よりは幾分かマシかもしれない。 朝は比較的遅いので通勤ラッシュを避けて出勤しているが、夜は終電で帰れたら良…

無職ヒモ日記12

○日々の生活 昔からヒモの役割は家事と決まっている。女が仕事に出ている間、家の掃除・洗濯をし、買い物に行きご飯を作って待っている。そして帰ってきたら女の愚痴聞きをし、その間に風呂を入れ、洗い物を済ませ、そしてベッドで女を満足させ心地の良い腕…

無職ヒモ日記11

○彼女のこと 彼女は超絶エリートである。中高一貫の有名私立高校を出て、難関国立大学の上位学部卒、そのまま難なく某有名企業に入社し幹部候補として現在キャリアを歩んでいる。ビジネスレベルの英会話を身につけ、資格も複数所持、教養も豊かで週末はクラ…

無職ヒモ日記10

○生活レベルの違い これまで生きてきて、家賃なんで高い値段払うのは心底無駄だと思っていた。特に10万以上払うとかあり得ない。新築だとか築年数にこだわることは無駄であると思っていた。とりあえず古くても家賃が安くて、広さがあって、ある程度水周り…

無職ヒモ日記9

○ヒモとなる転機 ヒモになりたいと思っている人間はヒモになることは出来ないと、どこかで聞いた。 実際そうであろう。俺がそうであった。俺はヒモになろうとしてなったわけでは決してない。ただいつの間にかそうなってしまったのである。 俺は三流私大文系…

無職ヒモ日記8

○無職の生活(彼女宅編) 基本的に彼女の自宅には週末入り浸る感じである。金曜の夜に部屋に行き、そのまま土日を過ごす。その間の食費は一応割り勘。光熱費に関しては無料である。 この日はふだん毎日シャワーなので湯船を張った風呂に入れることが楽しみで…

無職ヒモ日記7

○無職の生活(自宅編) 13時頃:起床、ノソノソと万年床から起き上がり散らかりまくった部屋をフラフラと歩き台所へ。食パンとジャムと低脂肪牛乳&インスタントコーヒーで作ったコーヒー牛乳を腹に入れる(低脂肪牛乳&インスタントコーヒーは低脂肪牛乳の…

無職ヒモ日記6

○彼女にいつ伝えるか 無職になる前に彼女がいました。付き合って一年ちょいほど。低学歴の中小企業勤務の俺と違い、一流企業に勤めるバリキャリの女性です。 とうぜん社会性ばつぐん、無職のことなど軽々しく言い出せません。 無職期間中も黙って付き合って…

無職ヒモ日記5

○無職と行政の上手い付き合い方 無職にとって重い負担となるのが市民税、年金、健康保険である。 勤め人のうちは会社が費用負担をしてくれている部分があるが、無職はそうもいかない。特に市民税やら保険料は前年度の給与がベースになって計算されるため、無…

無職ヒモ日記4

○無職にとってのネット 無職にとってネットは偉大である、空気と一緒なくらい無くてはならないものである。 まずそのメリットと言えば、回線さえ引けば後は無料で際限なく娯楽を堪能できる点である。これが無ければ俺は恐らくパチスロや酒に溺れていたかもし…

無職ヒモ日記3

○無職の間の生活費 無職と言えども飯は食うし家は要る。水も飲めば風呂も入る。 というわけで収入は無くともそれらのコストはどうしてもかかる。食費に関して言えば無職日記2で書いた通り、袋麺を大量に買ってモヤシと卵ふぶち込めば生きていける。これを冷…

無職ヒモ日記2

○無職の生活 無職の朝は遅い、大体起きるのは12時~14時の間。大体寝るのが朝方の四時とから五時だからだ。何故そんな遅いかと言ったらだいたい深夜アニメを見ているからだ。シリーズモノだと先が気になってついついもう一話、もう一話ってなっていくとこん…

無職ヒモ日記

○無職になりました。 都内中小企業に勤める31歳、三流私大文系卒の何の取りえも無い男です。 そんでいきなりクビになりました。 まあ理由はそのうち書きましょう。会社もうしろめたかったんでしょうねぇ、三か月分の給与は保障してくれました。明日から会社…