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無職ヒモ日記20

〇またヒモに戻ってしまった。

 

一応就職してました。三か月だけ。

 

これでもうヒモじゃない!! 胸張って生きていけるぜ、やっぱ真っ当なサラリーマン生活っていいよね。毎月現行口座からお金が少なくなっていく心配しなくていいんだもん。給与も彼女ほどじゃないけど、月手取りで30ほどもらえる仕事。

 

うん、なかなかいいじゃないか。

 

→結果:三か月でクビ

 

何が悪かったのだろうか? ヒモの根性が染みついていて社会生活を送れなかったとか? それは確かにあるかもしれない。あまりに久々のサラリーマン生活過ぎて二日目の出勤日でネクタイを締めるの忘れて出勤しそうになったくらいなのだ。

 

これは冗談などでは無い。ガチなのだ。

 

初日は何だかんだで緊張もあり、無事に乗り切ったのだが… 二日目、早くも緊張の糸が途切れた? 家を出てしばらく歩いてふと首元が寂しいことに気が付いた。ふと首に手をやるとネクタイを付け忘れ第一ボタンの開いたシャツがそこにあるだけであった。大急ぎで走って家に帰り、また走って出て何とか会社の始業時刻には間に合ったが、危うく二日目で早々に遅刻or非常識人として扱われるところであった。

 

いや、もうこの時点で先を暗示していたのかもしれないな、と今になってみて思う。

 

仕事はまあまあ順調であった。失敗も多少はあったが、まあそれなりに上手くやっていたと思う。具体的に何をしていたかと言えば医療機器の代理店で働いていたのだ。仕事は某病院に置かれている機器の在庫管理&納品である。

 

仕事事態はそこまでキツくはない。内容も人に言えない類の仕事じゃないし、それなりに遣り甲斐はある。ただ如何せん会社の体質がブラックであった。

 

入社して初日に何となくおかしいなと感じていたのだが、自分の前任者が立て続けに三人辞めていることを知った。その最後の前任者が引継ぎの最後にこそっと教えてくれたのだ。「ここ、ロクな部署じゃないですよ」と

 

何がおかしいかと言えば上司である。入って初日で何をする時も常時報告『クソ行く前も俺に伺いを立てろ』まるで某戦争映画のハートマン軍曹並みの管理である。

 

おまけに話を聞いている最中に「お前の目は反抗的だ」と言いがかりをつけられ別室に連れていかれがっつり詰められる(聞けば誰にも最初やって相手の萎縮? マウンティングさせている様である)

 

社自体も就業規則も無く残業代は出ない、そのくせ終バス逃し歩いて帰る日があるくらい遅くまで仕事をさせる。

 

さすがに夜の九時から会議あるから本社に向かえと言われた時はさすがに頭がクラクラした。せめて残業代出して欲しい。

 

極め付けは会社のシステムの不備でエラーが出ているため見逃してしまった欠品の補充を俺の怠慢が原因だと責任を擦り付けてきたので「それはさすがに違うのでは?」と反論したら激怒し、その後しばらくしてから「うちの会社に適正が無い」と言われ試用期間で解雇である。

 

まあ俺の所為かは分からない、半分は会社がアレな所為もする。

 

まあしかし鬼上司みたいな奴に反論なんかすればどうなるか結果は目に見えているよね、その辺りの結果を考えずに行動する辺りやはり俺は社会性というものが無いのだろう。

 

何はともあれ、またヒモ生活の幕開けである。