無職ヒモ日記3

○無職の間の生活費

無職と言えども飯は食うし家は要る。水も飲めば風呂も入る。

というわけで収入は無くともそれらのコストはどうしてもかかる。食費に関して言えば無職日記2で書いた通り、袋麺を大量に買ってモヤシと卵ふぶち込めば生きていける。これを冷凍うどんにしてもいい。あとはたまにカレーや野菜スープを大なべで大量に作っておくのもいい。大量に作ることで一食辺りのコストは下げられる。特に冬なら冷蔵庫に入れなくとも三日ほど持つのでおすすめだ。

電気は致し方ない。冷暖房をある程度制限し、電気もなるべく付けない。ただ無職生活にPCorスマホ、それとネットは必需品である。これが無ければアニメも見れない、2ちゃんも見れない。ここは節約すべきではない。

 

次に家賃と水道である。こちらはコツがある。それは埼玉県の某W市に住むのである。この市は私鉄、地下鉄が3路線使える駅があり、都内のアクセスが非常に良い。しかも板橋区と隣接しているため東京と言っても差し支え無いくらいに便利である。そのくせ家賃は埼玉なので都内の平均よりぐっと下がる。おまけに水道料金が安い!!

無職生活をするなら埼玉県W市である。ここなら貯金があればしばらくは戦える。

 

ちなみに俺は会社員時代からいざ職を失ってもしばらくは持つように普段の生活コストを上げないよう工夫し、この地に引っ越した。先見の明があるというものである。(なぜその先見性を仕事に活かせなかったのかというツッコミは無視する)

無職ヒモ日記2

無職の生活

無職の朝は遅い、大体起きるのは12時~14時の間。大体寝るのが朝方の四時とから五時だからだ。何故そんな遅いかと言ったらだいたい深夜アニメを見ているからだ。シリーズモノだと先が気になってついついもう一話、もう一話ってなっていくとこんな時間になってしまうのだ。

 

こんなアニメ漬けの生活をしていると日光に当たらずビタミンDが不足して骨がもろくなったり、或いはセロトニンが不足し鬱になるのでは? という懸念がある。心配後無用。毎日起きてから20分から30分のジョギングを日課にしていた。軽い運動と日光浴をかねたこの日課は心身を驚くほど健康に保ってくれる。

嫌味なお局とそりの合わない上司に苦しめられていた会社員時代とはうって変わってストレスフリー&健康的な生活である。

 

ひとしきり汗をかいたら、自宅でシャワーを浴びてアニメ鑑賞である。食事は袋ラーメンにモヤシと卵をぶち込むお手軽料理。低コスト時間要らず、その上野菜も炭水化物もたんぱく質も取れるので一石二鳥である。

そんな生活をひたすら送っていたのが今年の春くらいである。

無職ヒモ日記

○無職になりました。

都内中小企業に勤める31歳、三流私大文系卒の何の取りえも無い男です。

 

そんでいきなりクビになりました。

 

まあ理由はそのうち書きましょう。会社もうしろめたかったんでしょうねぇ、三か月分の給与は保障してくれました。明日から会社には来なくて良いと言われ、まず最初にしたことはAniTubeでひたすらアニメ鑑賞である。気になるアニメをぶっ通しで半月くらいずっと見てたよね。もうアホかと。気付いたら廃人まっしぐら。

 

勤め人している間も社会性ないなーと思っていましたが、この生活のはまりっぷりで自分の屑っぷりを再確認しました。

 

結局、何をするでもなく三ヶ月をそれで消費し、気付いたら驚くほど立派な無職アラサーの完成です。世間一般で言えば紛うことなき屑です。

 

『会社をはじき出された屑は、ニートになるしかない。なあ、そうだろ?スパイク』

 

ってわけで、31歳ニートの屑男はここに誕生したのです。