ヒモの終わり。

〇 底辺は底辺職に集まる。

 

ビルの管理職に就きました。ビル管理の仕事を『底辺』との誤解を与えるような書き方かもしれません(ビル管理職の皆さんゴメンなさい)、底辺職と言っているのはうちの会社のことです。何せ過去の経歴不問、前科持ちから元ヤクザや生活トラブル関連も保護一歩手前系の人々が集まり、昇給は一切無しの手取り13万。もちろん残業代は無しである。仕事の中身は自社ビルの管理人的なお仕事。しかし設備の故障なんかは大抵委託している設備会社に流すし、セキュリティ会社が入ってるから巡回などもほぼ任せっきり。従業員は一切やる気なっしんぐなお仕事です。

 

主な業務はビルに出入りする人々から文句や小言を言われながら、蛍光灯の交換と管理室のメーターと警報の確認し、ごみ集積所でゴミ出しをすることくらいかな。仕事は楽だけど意外に拘束時間とストレスは大きい、特にうちのビル繁華街に多いから結構性質の悪い利用者が多いのよね。よく階段の踊り場にコンドームとか落ちてるし。

 

何はともあれヒモ生活の終わりです。

 

まあ、もうしばらくヒモをやっていても問題はさほど無かった。貯金はまだ少しあったし、お金が無くとも住むところと食事には困らない。このまま永遠にヒモ生活を満喫していても良かったのだが、問題は思わぬところからやってきた。

 

市民税と健康保険と年金である。最悪年金は何とかなった。無職と言えば支払い免除になる。ただし市民税と健康保険、てめーらは駄目だ。何がなんでも奴らむしり取ろうとするのな、特に市民税は無慈悲だ。健康保険は多少の減免処置があったが、市民税だけはフルで持っていくのな。しかも去年の年収ベースでだぜ、無職の俺にはたまったもんじゃない。

 

ただでさえ少ないライフなのに、がっつりとHPを削り取っていく。そのエグさといったら、コイキングに100万ボルトを浴びせるが如くである。それも毎月である。埼玉県某市民税課の課長は前世で俺に親でも殺されたのかな? 血も涙もねーすわ

 

ってことで、ゼロになったライフを回復するために彼女にザオリクをかけて貰おうとしたら笑顔でダーマの神殿の案内(ハロワのパンフ)を渡されたので、すごすごと行ってまいりました。

 

ってわけでヒモ生活の終わりです。これからは無職ヒモ日記でなく、有職ヒモ日記になります。あ、ヒモが変わらないのは給与が低いので相変わらず生活費を出してもらっているからです。

 

そんな手取り13万でマンションの家賃折半とか言われたら俺の給与の八割ほど持っていかれるっての。

 

有職なのにヒモの身分は相変わらずですが・・・私、元気です!!