無職ヒモ日記23

〇 昔と今

 

・今日は1日中寝ていて頭がぼんやりとしている。起きていても、いまだ半分頭が寝ているような。夢か現か状態である。コーヒー飲んでもコーラを飲んでも、身体を動かしてもスッキリせず。頭の中で汚れて濁った血が滞留したまま、流れていかない。思考は霞がかかったかのように薄ぼんやりとしている。

 

昔、ヒモになる前、彼女と出会う前のただの無職引きこもりであった時、よくこんな状態で生活をしていた。同居者がいない分、起きるときも寝るときも気まま。朝方に眠りにつき昼過ぎに起き出す。明るい時間がほんのわずかで。うっかりしているとすぐ夕方になり、太陽を拝むこともないまま1日が終わることも多々あった。

 

万年床の布団はいつもジメジメしていて、床はゴミとホコリでまみれていた。

 

そんな部屋で俺は毎日PCに向かってアニメを見るか2ちゃんのまとめサイトを見るか、本を読むか。

 

夜の9時くらいになると近所のスーパーでお惣菜が半額になるので、それには欠かさず顔を出していた。その時間にお惣菜コーナーに集まる連中には決まった顔ぶれがあって、お互い挨拶をすることは無かったが顔見知りで「ああまたあいつだ」と俺はいつも思っていた。恐らく向こうもそう思っていただろう。スーパーの店員は俺の顔を見ると嫌そうな顔をしていた。(俺の自虐かもしれないが)

 

帰ってくると、手に入れた総菜を食べながらアニメを見たり、youtubeを見たり。この時期腐るほどアニメを見たはずなのだが、しかしその中身は一切覚えてない。夢か現かの状態であったからであろうか。

 

彼女のヒモになってからは朝食くらいは一緒に食べるので、一応規則正しい生活は送れている。

 

思考に霞がかかったような、夢か現かのような毎日は過ごしていない。一応現実を生きている自覚はある。

 

その状態が良いかは分からないが、しかし過去のその生活に戻りたいとはあまり思っていない。当時、毎日がそんな状態で確実にIQが20ほど低下していた気がする。モノを書く気力も外に出かける気概も無く、日々の時間がボンヤリと過ぎていた。いまははっきりと時間を無駄に過ごしていることを自覚し、自分の社会的クズさを自覚しながら生きているので、どちらかと言えば今の方が人間らしく生きているような気がする。

 

何を言っているのか自分でもさっぱりわからねーが… まあヒモ生活は無職ひきこもり生活より健康的ってことですね。

 

今日は久方ぶりに朝方寝て、昼過ぎの起きたので、かつての感覚を思い出したのであった。幼女戦記ぶっ通しで見てました。ターニャちゃんかっこいい、けど昔の上司みたいで時折見ていてつらいwww