無職ヒモ日記18

○一応している就職活動

・今日もしてきた就職活動。彼女が稼いでいると肩身が狭い。受ける業界がなまじ近いと

 

俺「今日○○って会社受けてきたんだ」

 

彼女「あ、それうちの取引先だ。××のプロジェクトで絡みがあるんだけどあそこの社長がホント頭悪くてさぁ、おまけにTって部長も要領悪くてこのあいだ怒鳴っちゃった」

 

なんて感じのやり取りが2~3回あって、俺はそのうち考えるのを辞めた。つーか彼女が、受けてる会社の上役を怒鳴ってるなんて入る気も失せる。まあ失せる前に落とされたんたけどね。

 

おまけにヒモなんで彼女と一緒の住所に住んでいるから、履歴書出す度に「いいとこ住んでるね、実家暮らし?」と毎回聞かれる。その度に言い訳を考えるのが難儀する(都内人気の高家賃エリア)

 

まあ今はあまり就活に熱を入れずボチボチやっているが、たまに書類選考が通っても年収が彼女の1/3とかね。もうなんだかやる意味あるのかなって一瞬思います。(それでも受けますが落とされます)

 

世のエリートって本当にすごいですね。底辺の視点で勝ち組の生活に触れつつ生活する今の俺の立ち位置ってなかなか珍しいのではないかなと思っております。

 

都内人気高家賃エリアのマンションで、毎日カップ麺をすする日々、尚彼女は会食接待で毎日高級店で夕飯の模様。

 

居を共にする間柄で、こうも生活格差を実感するってあまりないですよね。これがヒモ独自の視点を養っていくわけだ。特に情けなくはありません、今のところは。

 

ただ俺はこういう価値観で生きてるけどすぐ目の前で違う価値観で生活している人がいるってのはなかなか興味深いものです。